赤身肉の魅力
2024.02.06
「美味しいお肉は塩だけでうまい!」
誰もが一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉でもある「単純であることは、究極の洗練だ」 (のちに傑作モナリザにつながる)
シンプルイズベストが最良の答えになる場合もあります。
芸術の世界だけでなく、食材、料理の世界でも通ずるものがあり、そのシンプルで美味いを体現する方法として牛肉の赤身を外す事はできません。
今回は赤身肉の魅力について話していきたいと思います。
赤身肉の1番の魅力はお肉本来の味わい、噛むほどに広がる旨みを堪能できる点にあると感じています。
初めはとろけるお肉、あるいはマグロの大トロに感動した私も、本物の赤身を覚えてしまうととろけるお肉やトロには戻れない、
それほどまでに味わい深く、また食べたいと思うほど魅力があると感じます。
脂質が少なくタンパク質の量が豊富で健康的という食生活の面でも魅力の一つにあげられます。
近年は健康や食の安全性、環境などをテーマにあげたとき赤身牛が注目されるなどブランド牛嗜好から、赤身牛嗜好にレストランや精肉店にまでそういった動きがみられます。
Butcher Kenshin Ikejiri