創業者物語

南山創業者物語


■築200年の農家を移築 当時の新聞

 南山の店舗は、滋賀県永源寺ダムに沈む運命にあった築200年の農家「河合家」を移築したものです。 昭和21年に、ダム建設計画が持ちあがって以来、この農家の持ち主「河合庄兵衛」さんら住民による命がけの反対運動が繰り広げられました。当店の創業者、孫 時英は、水没直前のこの村の美しいたたずまいを描いておられた加藤松林人画伯の紹介で河合庄兵衛さんと出会い、昭和46年11月にこの地へ移築してレストランとして蘇らせました。
不思議な生命力を持って生き長らえたこの建物を、私たちは、末永く大切に守っていくことに、運命的な使命を感じております。

※永源寺村の物語について、詳細は以下をご覧下さい。
>> 永源寺物語 〜ムラと都市との共生〜


■レストランに「安心・安全を…」を目指した、創業者
 南山の創業者、孫時英は、「レストランが安全な有機農産物の生産を支えるパイプ役となる」ことを目指して、全国にのれんわけ店舗をつくり、人材教育に打ち込みました。レストランの役割を家庭の次にくつろげる「共に集う場」ととらえて「食の哲学」を掘り下げ、全国を歩いて農業生産者さんとのつながりをつくりましたが、時代の波に押されて、辛酸をなめる結果となりました。
 その後2001年に代替わりした南山は、第二の創業のつもりで一からやり直し、牛肉の安全安心を追求する中、創業者の思いを受け継ぎ、和牛三種を産直一頭仕入れでお客様に提供するまじめな焼肉料理屋になりました。
創業者孫時英は、2001年引退し10年の闘病生活の末、2011年5月11日に、84年の生涯を静かにとじました。

■創業当時の昭和46年の世の中
 ヒット曲  出来事  テレビ番組
・また逢う日まで…(尾崎紀世彦)
※この年のレコード大賞曲
・空に太陽がある限り(にしきのあきら)
・花嫁(はしだのりひことクライマックス)
・よこはま・たそがれ(五木ひろし)
・あの素晴らしい愛をもう一度
……………(加藤和彦・北山修)
・わたしの城下町…(小柳ルミ子)
・おふくろさん…………(森進一)
・さらば恋人……………(堺正章)
・17才……………………(南沙織)
・終着駅………………(奥村チヨ)
・真夏の出来事………(平山三紀)
・別れの朝(ペトロ&カプリシャス)
・子連れ狼………………(橋幸夫)
・沖縄返還調印
・米ニクソン大統領訪日
・銀座マクドナルド開店
(ファーストフードブーム)
・円の変動相場スタート
(1ドル=360円の固定相場制終了)
・日清カップヌードル発売
(インスタント食品ブーム)
・横綱大鵬(たいほう)引退
・スター誕生
・仮面ライダー
・おれは男だ
 流行語  物価
・脱サラ
・アンノン族
・ディスカバージャパン
・ニアミス
・フィーリング・シラケ
・ハガキ/7円
・封書/15円
・牛乳/28円
・コロッケ/40円
・コーヒー/120円